結婚生活をしていく中で、女性が決断しなければならないシーンはたくさん出てきます。
特に仕事をしている女性は、子どもができた時に、仕事を続けるのかやめてしまうのかという大きな決断をしなくてはならないのではないでしょうか。
一旦仕事を辞めてしまうと再就職は難しいとされているのが現実です。
仕事を続けていくことを選んだ時、自分のことだけを考えていればいいのと違い、家や子どものことを考えなくてはいけないので働き方が違ってきます。
なんとか保育園に入れ、手のかかる乳幼児期を過ぎても、小1の壁、小4の壁、思春期の壁と、次から次へと壁がやってきます。
中には、どんな壁がやってきたとしても意に介さないで、軽々と乗り越えていける人もいるかもしれません。
ですが、毎回必死に悩んでから、何とか乗り越えることができた、というような人もいるでしょう。
仕事を続けた人には続けた人なりの葛藤があり、やめてしまった人にはやめてしまった人なりの葛藤があります。
子育てだけに集中できた満足感はあっても、世間から取り残された感じがあったり、仕事をやめてしまったことへの後悔など複雑な感情を抱える人が少なくありません。
自分の判断は正しかったのかというのは誰しもが一度は考えてしまうことですよね。
でも、どの決断も「正しい」のです。
どの道を選んでも得るものと失うものがあります。
失ってしまうものに目を向けてあれこれ考えてしまう時は、得るものもたくさんあるはずだということにも目を向けてはどうでしょうか。